WIMAXのメリット・デメリットや料金まとめ

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WIMAXの利用を考えている皆さん。実は「WIMAX」と名の付くサービスが現在30個ほどあることをご存知でしょうか?

元々はUQが開始したこのサービスですが、現在は「暖簾分け」のような形で様々な会社がこのWIMAXサービスを提供しているのです。

それらのサービスの違いを把握しておかないと、自分にぴったりのサービスは見つからないでしょう。

「でも、自分で比較するのが面倒くさいな……」
「そもそもWIMAXのメリットって何なの」

気になる方も多いのではないかと思います。そこで当記事では、WIMAXの歴史や今後、メリット・デメリット、各サービスの内容や料金比較をお届けいたします。

WIMAXサービスに入会するまでに、チェックしてみてくださいね。

元祖WIMAXは2020年でサービス終了!?WIMAXの歴史と今後

wimaxの歴史

wimaxの歴史

WIMAXは今現在、WIMAX 2+への移行が進んでいます。当初は画期的だったWIMAXサービスも今では過去のものとなり、少しずつ技術革新が進んでいるのです。

この章ではWIMAXの歴史、今後についてざっくりとお話しいたします。

WIMAXの誕生は2009年

意外なことに、WIMAXが誕生したのは今から10年も前のことです。筆者は現在27歳ですが、10年前といえばまだ高校生で、当時はスマホではなくガラケーを使っていたと記憶しております。

サービス開始当初は規模がまだまだ小さかったようですが、それでもワイヤレス通信というサービス自体は存在していたんですね。

その後、WIMAXは徐々に契約数を伸ばしていき、2年後の2011年には契約数100万件を突破しました。その翌年には200万件に到達し、UQ WIMAXは急速に成長していったのです。

今でこそWIMAXは通信速度の速いワイヤレス通信として有名ですが、下り最大220Mbpsに到達したのは2015年のこと。それが今では、下り最大1.2Gbps(USB接続した場合の速度。通常は最速867Mbps)にまで成長しています。

有線接続と変わらない、あるいは有線接続よりも速度の速い通信が実現されたのは、つい最近のことなのです。

WIMAXは2020年3月31日を以てサービス終了

そんなWIMAXは、2020年3月31日を以てサービスが終了します。これはWIMAXの基地を有するUQコミュニケーションズの決定でありますから、WIMAXと名の付くサービスすべてに影響する決定です。

つまり、UQのWIMAXであろうと、ブロードワイマックスであろうと、そのほかの会社のWIMAXサービスであろうと、すべてのWIMAXサービスが「使えなくなる」ということです。

回線の提供元がサービスを終了するわけですから、それは当然のことですよね。

それでは、もう無線ネットは二度と使えないのか?今現在WIMAXを利用している人は有線インターネットに切り替えなければならないのか?というと、そういうわけではありません。

上記の決定は、古いパソコン(OS)のサポート終了のお知らせと同じようなものなのです。現在WIMAXには、その進化版である「WIMAX 2+」が存在し、2020年3月31日を以てその2+に完全移行するということなんですね。

ですから、これからWIMAXに入会する人は、WIMAX 2+に対応した最新ルーターを購入すれば、問題なく無線インターネット(WIMAX)を使うことができます。

逆に、数年前にWIMAXに入会して一度も機種変更をしていない人、WIMAX入会時に誤って古いルーターを注文してしまった人は、そのルーターを新しいものへ変更しないと、2020年3月31日で、家の無線インターネット(WIMAX)が使えなくなるということになります。

なお、当記事では以下特別の記載がないかぎり、WIMAX 2+のことをWIMAXと呼ぶこととします。

どの機種なら今後もWIMAXを使えるの?

wimax機器

wimax機器

WIMAX 2+を利用することのできるルーターは、現在以下の5機種となっております。

W06
WX05
W05
HOME L02
HOME 01

このいずれかの機種に変更すればWIMAX 2+を使用可能です。どれに変更すればいいかわからないという方は、W06を選択してください。

W06はWIMAXの最新機種であり、持ち運びが可能で、下り最速867Mbps、壁を隔てた通信安定性を従来の20%ほど改善と、WIMAXルーターの最高傑作ともいうべきルーターなのです。

これからWIMAXを契約される方、古いルーターを交換される方は、上記W06に変更すると今までよりもいっそう快適なネット生活を送ることができるでしょう。

有線並みの通信速度?WIMAXのメリットや利点とは

WIMAXはUQのほか、各プロバイダが提供するサービスです。各サービスにそれぞれ特色、メリット・デメリットがあるのですが、ここではWIMAX全体のメリットをお話しいたしましょう。

WIMAXのメリット

①通信速度が有線インターネット並みに速い
②ルーターは持ち運び可能で、ポケットWi-Fiとしても使える
③スマホやPCを同時にネットに接続できる。コスパが良い
④LTEオプションを使えば「繋がりにくさ」も解決

WIMAX全体に共通しているメリットはこの4つでしょう。これらについてもう少し詳しくお話ししたいと思います。

①通信速度が有線インターネット並みに速い

WIMAXの通信速度
WIMAXの通信速度は、無料のWi-Fiなどと比べれば遥かに速く、その速さは有線インターネットと同等か、むしろそれよりも速いくらいです。

WIMAXの最新ルーターであるW06の速度は……

理論値 実効速度(都内)
下り最速 867Mbps
上り最速 75Mbps
下り平均 28.59Mbps
上り平均 5.84Mbps
※1 「下り」とはダウンロード速度のこと。動画像のDL、画像・テキスト表示の速度。
※2 「上り」とはアップロード速度のこと。動画像のSNSへの投稿・反映等に関わる速度。

下り平均28.59Mbpsは、速すぎるといっていいレベルです。

標準画質の動画を視聴するのに必要な通信速度が1Mbpsですから、その28倍もの速度が出るWIMAXなら、HD画質の動画も問題なく見ることができるでしょう。

有線インターネットと比べると実効速度最高値は劣るかもしれませんが、平均で見ればそれほど違いはないはずです。有線からWIMAXに切り替える場合でも、ストレスを感じることはほぼないといってよいでしょう。

ただし、WIMAXの通信速度は利用する「地域」「環境」に大きく左右されます。土地によっては速度が遅くなったり、通信が途切れがちになったりする恐れもありますので、注意が必要です。

いずれのWIMAXサービスにも一定の無料期間が設けられていますから、その間に通信接続の問題の有無を確かめるというイメージでいるとよいでしょう。

②ルーターは持ち運び可能で、ポケットWi-Fiとしても使える

ポケットWi-Fiとしても使える
WIMAXのルーターは、少し大きめのスマートフォンくらいのサイズです。片手で難なく持つことができ、鞄のポケットやスーツの内ポケットにも問題なくしまうことができます。

そのため、家で使用するだけでなく、外に持ち出して使用することもでき、ポケットWi-Fiとして使うことができるのです。

たとえば旅行をするときに、滞在先のホテルにインターネット環境がなかったり、Wi-Fiが飛んでいなかったりして困ったことはないでしょうか。

田舎へ出向くとなると、どのようにしてインターネットを利用するかは常についてまわる問題です。スマホを使う手もありますが、データ容量をできるだけ使いたくない、節約したいという方も多いでしょう。

そこでWIMAXが役に立つのです。WIMAXはプランにもよりますが、データ容量は無制限となっていることも多く、滞在先で好きなだけインターネットを使うことができます。本体のサイズが小さいので、荷物にもなりません。

旅行先で撮った写真をSNSにアップしたり、仕事のデータを会社のクラウドにアップしたりと、様々な使い道があります。

自宅でのメインのネット接続方法としてだけでなく、ポケットWi-Fiとしても使えるのがWIMAXの魅力でありメリットです。

③スマホやPCを同時にネットに接続できる!コスパが良い

前項と被る部分もありますが、スマホやPCを同時にネット接続することができるのもWIMAXのメリットであると言えるでしょう。

このメリットがいかに大きなものであるかは、有線接続と比べてみればよくわかります。

有線接続

ネットに接続できるのはPCのみ。
複数台をネットに接続するにはケーブルが必要。
外でインターネットを使うことはできない。

WIMAX

スマホ、PC、タブレットを同時にネットに接続できる。
ケーブル不要でインターネットが使える。
端末を持ち出せば外でインターネットを使うこともできる。

WIMAXの料金は、データ容量無制限のプランで大体4,000円/月くらいのものです。有線インターネットと同じくらいの料金ですよね。

その料金でPC、スマホ、タブレットをすべてインターネットに接続できて、かつ持ち運びも可能なのですから、コスパは有線よりも断然よいと言えるでしょう。

④LTEオプションを使えば「繋がりにくさ」も解決

LTEオプション
LTEオプションとは、auスマホの通信回線を使ってインターネット接続を行う基本有料のオプションのことです。

WIMAXのルーターの中でも新しいものには、このLTEモードが搭載されており、僻地や地下など、WIMAXが繋がりにくい場所であってもネット通信が可能になる場合があります。

頻繁に旅行をされる方や、出張の多い方にとってはありがたいサービスだと言えるでしょう。

ただし、このLTEオプションを一度でも利用すると、月1,005円の追加料金が発生します。現状、この機能を無料で使えるのは、「GMO とくとくBB」というサービスのみです。

WIMAXを選ぶ際には、オプションの充実にも注目してみるとよいでしょう。

WIMAXのココが微妙?WIMAXの弱点やデメリットとは?

それでは次に、WIMAXの弱点やデメリットを見ていきたいと思います。

WIMAXの弱点、デメリット

①有線に比べると通信の安定性は劣る
②データ容量無制限プランにも一定の制限がある場合が多い
③WIMAXと名のつくサービスが多すぎてわかりにくい

これらの弱点、デメリットについて以下に解説いたします。

①有線に比べると通信の安定性は劣る

WIMAXは、通信速度の面では有線と遜色ないほどのポテンシャルを持っていますが、一方で安定性では有線に劣るという弱点があります。

分厚い壁を隔てての通信の場合、速度が遅くなったり繋がりにくくなったりする可能性が有るのです。

また、WIMAXのルーターには連続接続時間に一定の上限目安が設けられています。最新のW06でも最大9時間を目安としているのです。

それ以上長く通信を行うと、速度が遅くなったり、繋がりにくくなったりする可能性があります。

加えて、ルーターにはバッテリーが内蔵されており、そのバッテリーが空になってしまうと、ルーターの電源が切れてしまうため、随時充電が必要です。充電を忘れたがために、いきなりネットが切断されてしまうというケースも多く見受けられます。

連続稼働に一定の上限があること、ネットがふいに切断される可能性のあることが、WIMAXの弱点・デメリットのひとつなのです。

②データ容量無制限プランにも一定の制限がある場合が多い

WIMAXにはデータ容量無制限のプランが用意されていることが多いです。

内容や料金はサービスごとに異なりますが、いずれのサービスにおいても「直近3日間で10GB利用すると速度制限がかかる」との制限が設けられていることがほとんどです。

速度制限がかかると、通信速度はだいたい1Mbpsにまで減じられてしまいます。Youtubeの標準画質動画を見るくらいならできますが、高画質動画を視聴したり、サイズの大きいデータをダウンロードしたりするのにはいくぶん心許ない速度です。

有線インターネットにはこのような制限はないですから、それと比べるとWIMAXにはやや不自由なところがあると言えるでしょう。

特に家族全員でWIMAXを利用する場合、10GBの制限に達することは往々にしてあると思われますから、注意が必要です。WIMAXはどちらかといえば、人数の少ない世帯に向けたサービスであると言えるでしょう。

無制限プランにも制限がある、速度制限がかかる恐れがあるというのは、間違いなくWIMAXのデメリットであり弱点です。

③WIMAXと名のつくサービスが多すぎてわかりにくい

これがWIMAX最大のデメリットというか、WIMAXの欠点といっていいかもしれません。

WIMAXと名の付くサービスがあまりにも多すぎて、どれを利用すべきか非常に分かりにくい状況となっているのです。

このような状況になっているのは、WIMAX提供元のUQコミュニケーションズが、WIMAX回線をプロバイダに提供しているからです。

各プロバイダがWIMAX回線を利用した無線インターネットサービスを提供しており、それぞれ料金や内容が異なっているため、無線インターネットを今まで使ったことのない人からすれば非常にわかりにくい、手を出しにくい状況となっています。

これはいわば「暖簾分け」みたいなものなので、各サービスがWIMAXの名を冠するのも仕方のないことではあるんですけれども、それにしても多すぎます。

ちなみに、各プロバイダの提供するWIMAXは、性能自体は違いません。何故なら同じ回線を使い、W06などの同じルーターを使ってサービスを提供しているからです。回線も機器も同じわけですから、通信速度等に違いが出るはずもありません。

違うのはあくまで、料金や特典など内容の部分だけです。これほどWIMAXのサービスが多いとどれを使うべきか迷ってしまいますが、その解決策を言えば、

「ネットの性能自体は変わらないから、安くて特典の多いサービスを選ぶこと」

となります。速度や機器云々など難しいことを調べる必要はないのです。あくまでそのサービスの安さ、内容の充実度で選べばOK。自分にとって最もお得だと思えるプランに入会しましょう。

ただし、プロバイダによっては最新ルーターのW06を提供していないところもあるので、その部分にだけはご注意いただきたいと思います。

個人的には、PCやスマホのレンタルオプションのあるブロードワイマックスをおすすめしたいですね。

これらのオプションに入会すると、24ヶ月後にはそのレンタル端末がタダでもらえるのです。追加料金なしで自分のものになります。

現在スマホや最新PCをお持ちでない方は、ブロードワイマックスに入会して端末レンタルオプションをつけたほうがよいでしょう。

各プロバイダサービス徹底比較!WIMAXに入会するならどれが良い?

wimax比較

wimax比較

それでは最後に、各プロバイダが提供するWIMAXのサービス内容や料金をご紹介したいと思います。

詳細につきましては、個別の紹介ページをご覧ください。先ほども述べた通り、筆者のおすすめはブロードワイマックスです。

料金 データ容量 初期費用 契約期間 上限・速度制限
ブロードワイマックス 2,726円~4,011円/月 7GB/月 or 無制限 18,857円(Webからの申込で無料) 3年 有り(無制限プランにも直近3日10GBまでの制限有り)
So-netワイマックス 3,000円~4,329円/月 無制限 23,000円 3年 有り(無制限プランにも直近3日10GBまでの制限有り)
カシモWIMAX 1,380円~4,079円/月 7GB/月 or 無制限 3,000円 3年 有り(無制限プランにも直近3日10GBまでの制限有り)
UQ WIMAX 4,380円/月 無制限 3,000円+端末代 3年 有り(無制限プランにも直近3日10GBまでの制限有り)
@nifty WIMAX 2,970円~4,350円/月 無制限 3,000円+端末代(端末代金1円キャンペーン中) 3年 有り(無制限プランにも直近3日10GBまでの制限有り)
GMO とくとくBB 2,170円~4,263円/月 7GB/月 or 無制限 3,000円 3年 有り(無制限プランにも直近3日10GBまでの制限有り)

以上、現在提供されているWIMAXサービスをいくつかご紹介いたしました。

こうして見てみるとやはり、ブロードワイマックスがお得であることがわかります。

LTEオプションが無料になるGMOも素晴らしいのですが、東京や大阪などの大都市にお住まいの方であれば、同オプションを利用せずとも問題なく通信ができるはずですから、微妙なところです。

総合的にはブロードワイマックスのほうがお得と言っていいかもしれません。

WIMAXの最新情報やおすすめwi-fiまとめ

WIMAXの最新情報やおすすめwi-fiまとめ
以上、WIMAXの歴史や今後の展開、メリット・デメリット等をご紹介いたしました。

WIMAXは通信速度が速く、有線接続と比べてもそれほど品質の変わらない無線インターネットです。

WIMAXと名のつくサービスが多数存在してわかりにくい部分がありますが、通信性能自体は同じですので、あとは料金やサービス・オプションの充実度だけを見ればOKです。

持ち運びができてポケットWi-Fi代わりにもなるWIMAXは本当に便利ですから、皆さんもぜひ、これを機にWIMAXの契約を検討してみてくださいね。

更新日:

執筆者:下り最速おじさん

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